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ハイビジョン対応レコーダーランキング


Panasonic DIGA 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー内蔵ブルーレイディスクレコーダー HDD500GB DMR-BW800  テレビ番組を手軽に録画できるハードディスク付きのブルーレイ・ディスクレコーダーとDVDレコーダー。ハイビジョンデジタル放送への移行を控え、対応機が続々と登場している。初心者にもおすすめの機種はどれか、専門家に聞いた。

 1位は松下電器産業の「ブルーレイディーガDMR−BW800」。「ブルーレイ対応、2番組同時録画、長時間録画モードなど多くの機能が入った万人向け」(古川さん)、「最新機能のほとんどが入っており、能力不足で後悔することはない(浅川さん)といった声が集まった。ほぼ半数の専門家が一位に推す高い評価を得た。

 ハイビジョン対応レコーダーは、使えるメディアによってブルーレイ機とDVD機に大別できる。ブルーレイは新世代DVDとも呼ばれ、DVDの5倍以上の容量があり高画質で長時間の録音ができる。今回、このブルーレイ対応機が上位四製品を占めた。なお、ブルーレイ機でもDVDへの録画と再生は可能だ。

 ソニーの「BDZ−X90」は小差の2位。「高画質再生に加えて、強力な自動録画機能やダイジェスト再生など高い付加機能が魅力」と一条さん。4位の「BDZ−T70](ソニー)は2位の製品からハードディスクの容量を減らし、いくつかの機能を削った製品。鈴木さんは「ブルーレイ機としては低価格で使い勝手優れている」と指摘する。

 3位には行ったシャープの「アクオスブルーレイBD−HDW15」は番組連動データが記録できる唯一のレコーダー」(村山さん)。これは番組で商品を紹介するときに、その詳細を表示したりするデジタル放送の特徴の一つ。この部分もあとで見たい人におすすめだ。

 これら四製品はここ一、二年に発売された同じメーカーの大画面薄型テレビと連動し、一つのリモコンで操作できるリンク機能を備える。具体的にはテレビの入力を切り替えて、ブルーレイのディスクを再生する複数の操作が、テレビのリモコンだけで済む。機器操作が苦手な人は注目したい機能だ。

 「ブルーレイ対応機でないとハイビジョン放送は録画できないと思っている人もいる」と安蔵さん。ハードディスクになら、今回取り上げたすべての機種でハイビジョン放送を録画できる。予約録画し、一度見たら消すと言う使い方ならDVD機でも十分。

 5位の「ディーガDMR−XW320」(松下)はブルーレイに対応していないが、DVDディスクにハイビジョン放送が記録できる。7位の松下製品もこの機能を備える。

 DVDへのハイビジョン録画は@大画面で見ると画質の劣化が分かるA手に入れやすく低価格なメディアに最大約一時間四十分(片面一層)しか記録できない―などの制約がある。しかし、いずれの機種も十万円以下とブルーレイ機より二割以上と安く、買いやすい。

 VHSテープが使えるのは8位―10位の三製品。ビデオデッキが壊れたので買い替えを検討している人や、VHSのテープコレクションを多く持つ人に向いている。いずれもDVD対応製品だ。VHSテープとブルーレイの両方に対応するものは今のところない。

 レコーダーで気になる性能の一つがハードディスクの容量。濱田さんは「家族で使うなら大容量で二番組を同時録画できる機器がおすすめだが、そうでなければ二百五十メガ(メガは百万)バイトあれば十分」と助言する。今回取り上げた十機種はこの容量を満たす。

 新世代DVDはブルーレイに絞られた。録画したデジタル放送の複製制限も六月に緩和され、十位以外の九機種は対応する。アナログ放送は二〇一一年に終了し、デジタルへ全面移行する予定。レコーダーを今買っても十分長く使えるだろう。
 

ブルーレイディーガDMR−BW800(松下電器産業)  854
フルハイビジョン放送を画質の劣化を抑え、従来より最大4倍長くディスクに記録できる。(1)あり(2)可能(3)可能(4)なし(5)17万円
BDZ−X90(ソニー)  831
録画番組やブルーレイ、DVDを高画質・高音質で再生でき、ホームシアターに向く。(1)あり(2)可能(3)不可(4)なし(5)19万8000円
アクオスブルーレイBD−HDW15(シャープ)  469
シャープの液晶テレビと連動して一つのリモコンで電源のオン・オフや入力の切り替えが可能。(1)あり(2)可能(3)不可(4)なし(5)17万
BDZ−T70(ソニー)  462
ブルーレイ対応の二番組み同時録画機としては低価格(1)あり(2)可能(3)不可(4)なし(5)13万2000円
ディーガDMR−XW320(松下電器産業)  285
長時間録画モードを備えDVD機としては多機能(1)なし(2)可能(3)可能(4)なし(5)10万円
ヴァルディアRD−S601(東芝)  269
600ギガバイトのハードディスクはDVD機としては大容量(1)1なし(2)可能(3)不可(4)なし(5)7万5000円
ディーガDMR-XP12(松下電器産業)  254
高さ59ミリ、奥行き242ミリと小さく場所をとらない(1)なし(2)不可(3)可能(4)なし(5)6万5000円
ヴァルディアRD-W301(東芝)  246
ハードディスク、DVD、テープ間でのダビングが容易(1)なし(2)不可(3)不可(4)あり(5)8万円
楽レコDVR−DV745(三菱電機)  215
CMを省いて映画やドラマの本編だけを再生できる
(1)なし(2)不可(3)不可(4)あり(5)7万2000円
10 ウー!DV-DH500VH(日立製作所)  177
最大8時間までの録画番組を1枚のDVDに保存可(1)なし(2)不可(3)不可(4)あり(5)10万円
  (カッコ内は企業名)
(注) (1)ブルーレイ搭載(2)デジタル放送の2番組同時録画(3)DVDディスクへのハイビジョン記録(4)VHS対応(5)実売価格の目安(4月中旬に都内量販店で調査)

【調査方法】 AV(音響・映像)機器に詳しい専門家13人にハイビジョン対応レコーダーのうち、初心者でも扱いやすい機種を10位まであげてもらい、順位を加味して集計した。大賞は4月中旬時点で購入可能な実売価格20万円以下の製品。選者は次の通り(敬称略、50音順)。  浅川トオル(「ベスト・ギア」チーフデスク)▽朝倉怜士(デジタル・メディア評論家)▽安蔵靖志(「日経トレンディネット」編集)▽一条真人(オールアバウト「DVD・HDDレコーダー」ガイド)▽加藤信吉(「ラオックス・チーフバイヤー)▽川島隆寛(「ホームシアターファイル」編集長)▽鈴木桂水(AV機器ライター)▽関口篤(ビックカメラ有楽町店本館ビジュアルコーナー主任)▽徳田篤(上新電機日本橋1ばん館DVDレコーダー担当)▽浜田啓司(ヤマダ電機SMD)▽古川敦(「AV Watch」編集チーフ)▽村山幸太郎(ヨドバシカメラAkibaビジュアル担当)(参照:日本経済新聞)



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