1位は「クノール スープブラン 彩り野菜クリーム」(味の素)。ホウレンソウとカボチャなどの野菜が入り「見た目がきれい」(30代女性)という声に加えて「具材の食感がしっかりしている」(50代男性)という評価が目立った。
「レタス1個、サツマイモ1本分の食物繊維量に相当する」(味の素加工食品部)という4.8グラム以上の食物繊維が具材になっているのも特徴だ。この点についても「栄養のバランスがとれている感じがする」(20代女性)と、若い女性に受け入れられた。
5種類の野菜が入った2位の
「おどろき野菜 韓国チゲ」(アサヒフードアンドヘルスケア)は、ネーミングに負けることなく「野菜がたっぷり入っていて健康的でいい」(40代女性)。小松菜、キャベツ、ニンジン、モヤシ、ネギの5種の野菜にキクラゲを加えた具材を組み合わせており「他社製品に比べて目新しさがある」(30代女性)。
ピリ辛のチゲスープは「ほどよい辛さでスープを全部飲めた。体も温まった」(20代女性)などの声があがった。
3位の
「野菜スープヌードル 鶏湯(チータン)スープのフォー」(日清食品)もモヤシ、黒豆新芽、ニンジンといった野菜の具材を特徴にした商品。「しゃきしゃきとした野菜の食感がよかった」(30代女性)との感想が目立った。野菜の具材と米の麺(めん)である「フォー」を組み合わせた鶏ガラベースのスープは「全体的にあっさりしているうえ、小腹にもたまるのがいい」(30代男性)と好評だ。
4位は「マギー 野菜たっぷり パスタ入りベジタブルクリーム」(ネスレ日本)。キャベツ、ズッキーニ、パセリなど5種の野菜とパスタを合わせたクリームスープで「素材の組み合わせがいい」(50代男性)。「冬はクリーム系のとろみがあるスープが飲みたくなる」(30代女性)などの意見が寄せられた。
5位の「ひじきの豆乳スープ 3つの穀物入り」(理研ビタミン)は発芽玄米、うるち米、大麦とひじきが入ったスープ。「豆乳そのものは苦手だが、このスープはおいしく飲めてヘルシーな感じ」(40代女性)と評価する。
一次調査として市販のスープにくわしい専門家に「おすすめ品目」をあげてもらい、そのなかから売れ筋データなどをもとに13品目を選んだ。そのうえで、カップスープを週に5回以上食べているという「プラス1」読者50人に、実際に食べて評価してもらうためにそれぞれの自宅に13品目を送った。そのうち回答のあった45人分の評価結果を集計した。
気になるカロリー抑えめ 「こんがりパンのはいった」 「オクラ入り」 「3つの穀物入り」……。素材の説明をする余り長くなりがちな商品名は、それだけスープと具の組み合わせが多様化していることを表している。上位の品目のほとんどはヘルシー志向にこたえようという商品名。1位から4位までのスープはすべて「野菜」の2文字が並んでいる。
カロリーを低く抑えている商品が目立つのも特徴だ。5位の「ひじきの豆乳スープ」は69キロカロリー(内容量17グラム)、7位の「マルちゃん 素材のチカラ めかぶ春雨スープ オクラ入り」(東洋水産)は51キロカロリー(同14.9グラム)と低く、上位10品目のうち9品目がごはん1杯分程度の200キロカロリーを下回る。
9位の「龍口春雨 京麺シリーズ コムタン」(龍口食品)は211キロカロリー(同80グラム)とカロリーが最も高かったが「具もしっかりしていてボリュームがあり、食べごたえがあった」(30代男性)という声が多く集まった。
【調査方法】 市販のカップ入りタイプのスープ約80品目の中から商品に詳しい専門家3人がおすすめのスープ10―15品目をそれぞれあげ、まず13品目を選出。その13品目を2006年12月中旬に「プラス1」読者50人に宅配便で送り、1月5日までに返送された評価結果を集計した。「総合的なおいしさ」のほか「具材とスープのおいしさ」「ヘルシーさ」「冬のおすすめ度」の観点で評価してもらった。 1次調査の選者は高橋信イトーヨーカ堂加工食品部チーフバイヤー、国京明(くにきょう・あきら)伊藤忠食品商品本部営業サポート部長のほか、ローソン商品・物流本部の担当者の計3人。カップ入り商品のうち、みそ汁、シチュー、ラーメンタイプは除外。カップ売りでない粉末タイプも除いた。(参照:日本経済新聞)
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